超高配当銘柄 エクソンモービル(XOM)は買いなのか
はじめに
低迷なエネルギー株のエクソンモービルについて
高配当株として買っていいのか検証してみました。
投資は自己判断でお願いします。
また、情報が古い場合がありますので、
情報の確認は行ってください。
間違いを指摘していただけると幸いです。
個別銘柄を推奨しているわけではありません。
エクソンモービル(XOM)
石油製品の製造、輸出などエネルギー関連全般を手掛けています。
また、発電事業にも出資しています。
石油メジャーの最大手でありますが、
日本では既に撤退しています。
ただ、「Mobil」などブランドは残っていますし、
石油の供給は行っているようです。
業績
売上高
エネルギー株ということもあって、
売上高は低迷しています。
18年、19年は頑張っている感じでしたが、
20年のパンデミックで直近はひどいものです。
少なくとも暫くは低迷が続くのではないかと思います。
EPS
EPSとは1株当たりの利益となります。
何とか利益を出していたところで、
今年はマイナス圏に突入しています。
需要が明らかに減っているので、
仕方がないかもしれません。
プラス圏に行ければいいほうかもしれません。
配当金
配当金は右肩上がりの連続増配を続けており、
今年も年間では増配の傾向です。
しかし、いつもは２Qで増配していたのに、
今年は現状維持をしているため、
来年はかなり怪しいと思います。
そもそも、今年でも減配もあり得ると思います。
たとえ今年は増配としても、来年も続けれるのか。。。
今後、いつ需要が戻っていくのかにかかっていると思います。
配当性向
配当性向は利益のなかで配当に回した比率になります。
100％に近づくと配当に回す余裕がないことになります。
今年はEPSがマイナスになっているので、
配当性向もマイナスになっています。
直近でも100％になっていたりしているので、
今回のことがなくても
かなり厳しい状態であったと思います。
※2020年は以下で計算しています。
配当性向（％）＝1株当たりの配当÷EPS×100
株価と配当利回り
現在2020/10/17の株価は
34.10ドル
配当利回りは脅威の
3.48/34.10*100 = 10.2%
※4Qも3Qと同じ配当として計算しております。
4～5％でも高配当といわれる中で、
10%台になっています。
今後、減配も意識した株価ではないかと思います。
減配せずに現状維持を続けてくれれば、
かなりの高配当ですが、
今後の需要を考えると、
難しいのかもしれません。
まとめ
今回はエクソンモービルについてまとめてみました。
自分は現状持っていますが、
これから買い増すのは勇気がいります。
配当利回りが美味しいですが、
減配が怖いです。
現状維持をしてくれれば御の字と期待し、
もう少し、買い増ししようと思います。
全力投資はできない銘柄です。
ギャンブル要素が強くなりますので、
あまりオススメできないですね。
自分の結論なので、投資は自己判断でお願いします。
